外科画像

当院の外科では、表在でみられる外傷(擦り傷、切り傷、咬傷、やけど 等)を中心に、皮膚のできもの(粉瘤、脂肪腫、うおのめ、たこ、いぼ 等)の摘出などの外科処置や治療を行います。

当診療科で取り扱う主な疾患

  • 外傷(切り傷・擦り傷・咬傷・やけど など)
  • 異物刺入(トゲや釘が刺さった時など)
  • 皮膚のできもの、皮下腫瘤(粉瘤、脂肪腫、いぼ、たこ、うおのめ など)
  • 褥瘡 など

なお表在の傷と聞くと、あまり大したことないと思うかもしれませんが、切り傷が深ければ縫合する必要がありますし、擦り傷も負傷時に適切な処置をしなければ細菌感染を引き起こすなどします。またペットや動物に咬まれた傷は要注意です。傷が意外と皮膚の深い層まで達している可能性がありますし、細菌感染はもちろん、土が入っているようであれば、破傷風にかかる可能性もあります。このような状況にある場合は、速やかにご受診されるようにしてください。

また、皮膚や皮下にできる良性の腫瘍(できもの)につきましても当診療科で対応いたします。具体的には、皮下に発生する粉瘤(皮下に袋状の嚢腫が発生した状態。その中身はアカや皮脂で、半球状のしこりを形成。サイズは数mmから数cm程度)や脂肪腫(脂肪組織の増殖によって発生する皮下結節、大きさは直径1~10cmくらいまで様々)、皮膚にできものみたいに発生する、いぼやたこといったものです。これらは、いずれも良性腫瘍ですので、基本放置でもかまいませんが、皮下でどんどん大きくなってきている(脂肪腫)、細菌に感染して化膿した(炎症性粉瘤)、足の裏のうおのめに圧痛がある、見た目が気になって仕方がない(いぼ、たこ)という場合は、治療の対象となりますので、お早めにご来院ください。

湿潤療法について

当院では、擦り傷や切り傷といった創傷を治療する際は、創面(表在の皮膚が損傷している状態)を乾燥させるのではなく、常に湿らせた状態で治療していく湿潤環境下療法を行っていきます。この場合、創面から染み出していく滲出液を保持する必要があるのですが、まず創傷部分を水でよく洗います。その後、創面をドレッシング材(創傷被覆材)で覆うようにするので、常に滲出液による湿った状態が維持されるようになります。この滲出液には、白血球や細胞増殖因子が含まれていて、傷を治癒する働きをするわけですが、その量というのは多過ぎても少なすぎても治癒までに支障をきたすようになるので、治療時は適切とされる量を維持できるドレッシング材を使用していきます。この状態を保っていくことで、従来から行われている消毒して創面を乾燥させる治療法よりも早く、そしてきれいに皮膚が再生されるようになります。

やまだクリニック
診療時間
日祝
9:00~12:00
15:00~18:00

●:一般診療
休診日:日曜日、祝日

代表
山田 和彦
診療内容
内科 外科 小児科 整形外科
電話番号
0587-94-1333
所在地
愛知県丹羽郡大口町秋田1丁目376
最寄駅
名鉄犬山線 布袋駅
0587-94-1333
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